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題名
Title

漆の焼付技術に関する研究

掲載文献名
Publication title
"石川県工業試験場研究報告,37,37(1989)"
発行所
Publisher
石川県工業試験場
発行年
Publish Date
1989
分類
Type
研究報告
言語
Language
日本語
所蔵者
Location
京都市工業試験場
著者
Author
石橋芳雄,桑村忠男,笠森正人,高野千之
概要
Summary

漆の焼付塗装における温度や時間と塗膜物性との関係を調べ,適正な処理条件を求めた。漆の主成分であるウルシオールを添加製漆した改良漆と透ろいろ漆の焼付塗膜の物性について比較検討した。さらに,焼付乾燥による彩漆の発色性についても検討した。 その結果,次のことが明らかになった。 (1)焼付乾燥最適条件は,温度160~170℃,時間60~90分の範囲であっ   た。 (2)ウルシオールを40wt%前後添加した改良漆塗膜は,無添加漆に比べて   耐光性が向上した。 (3)彩漆の発色性向上には,常温(20℃,80%RH,48時間)で予備乾   燥後に焼付処理を行えば良い。

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