#
336
題名
Title

県産漆器の品質向上に関する研究

掲載文献名
Publication title
"岩手県工業試験場報告,30,119(1989)"
発行所
Publisher
岩手県工業試験場
発行年
Publish Date
1989
分類
Type
研究報告
言語
Language
日本語
所蔵者
Location
京都市工業試験場
著者
Author
町田俊一,高橋勇介,佐々木陽
概要
Summary

本研究は昨年度に実施した,県産漆器に用いられる下地法の強度試験に引き続き,主要材料である精製漆液の塗膜特性に関する検討,ならびに精製漆液の加工条件とその塗膜特性との関連に関する検討を行った。その結果,精製漆液の塗膜の特性に付いては,油分が混入されていると著しい強度の低下を招き,傷などがつきやすく,しかも弾性率が小さいためにさらに漆を塗り重ねるものには向かないことが判明した。精製加工条件と塗膜特性との関連については精製加工を行った漆液の方が破断強度,弾性率ともに優れた値を示し,総合的に優れた塗膜となることが判明した。

データベースに収録されている文献は京都市産業技術研究所 工芸漆チームが管理しています
閲覧を希望される方はメールにお問い合わせください