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394
題名
Title
製漆工程の改善研究
掲載文献名
Publication title
"試験場研究報告, NO39,P9(1991)"
発行所
Publisher
石川県工業試験場
発行年
Publish Date
1991
分類
Type
研究報告
言語
Language
日本語
所蔵者
Location
京都市工業試験場
著者
Author
坂本誠,江頭俊郎,市川太刀雄
概要
Summary
本研究は,漆塗りに使用する精製漆(透漆,黒漆)の製造時間の短縮,漆液物性及び塗膜物性の向上を目的に精製漆の製造方法について実験を行った。 「なやし」に分散乳化機を,「くろめ」に圧縮蒸留装置を用いることによって,従来の製漆方法に比べ次のような結果を得た。1.製漆時間を従来の方法に比べて約五分の一に圧縮することが可能になった。2.精製漆の粘度上昇(高粘度化)を防止することができた。3.艶剤を添加しなくても漆塗膜の光沢を上げることが容易になった。4.透漆の塗膜において透明性を良好にすることができた。5.漆塗膜の耐光性(光沢残存率)を向上することができた。
データベースに収録されている文献は京都市産業技術研究所 工芸漆チームが管理しています
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