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題名
Title

統計解析手法を用いた深み感評価方法の検討

掲載文献名
Publication title
第1回塗料・塗装研究発表会講演予稿集 p.1
発行所
Publisher
第1会塗料・塗装研究発表会講演予稿集
発行年
Publish Date
2006
分類
Type
資料
言語
Language
日本語
所蔵者
Location
京都市産業技術研究所
著者
Author
加納詳子,中山雅彦,渡邉健太郎,田畑 智
概要
Summary

近年,家具や家電製品,特に自動車のデザインにおけるカラー,質感の重要性は外装,内装に関わらず,高まってきており,特に商品力の向上に大きく寄与している。本来塗装は基材の保護(耐候性,耐薬品性,耐傷付き性等)意匠(色彩),機能の付与(感触,撥水等)が挙げられる。自動車の内装塗装では,機能の付与に挙げた触感等の質感向上に対する要求が高まってきている。一般に「深み感」は質感の向上につながると言われており,なかでも漆のような「深み感」には多くの関心が寄せられ,現在までに多くの研究がなされている。しかし,質感と深み感の関係は明確ではなく,また,漆のような「深み感」の評価は未だ開発段階である。著者らは,質感における深み感との関係を明確にし,塗装における材料・塗膜構成とその光学特性,官能評価の関係を定量化することで,深み感評価方法の確立を目指している。今回,深み感評価方法に関して,統計解析手法の適用により検討した結果を報告する。

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